『TVタックル』で、原発の話がやっていた。
震災後の福島原発事故のときに、
毎日のようにテレビに出ていた東工大の澤田教授が、
原発推進側にいた。
そういう思想だったということを、初めて知った。
大竹まことが、原発の安全性について、何度も詰め寄ったが、
明確な回答はなく、組織やガバナンスや仕組みの話にそらしているように見えた。
原発が、ある状況下では、人間にコントロールできないモノだということは、
明確になった。
地震は、この先、100%発生する。
明日か、明後日か、1か月後か、1年後か、50年後か、100年後か、
それは分からないが、必ず地震は起こる。
そして、その地震の規模がどの程度になるかは、不明。
そうなれば、原発を稼働させるべきか、
停止し廃炉にすべきか、脱毛は誰でも分かると思うのだが。
あるジャーナリストらしき人が、
「原発を全て止めても、節電をすれば今年の夏を乗り切ることは可能だが、
その場合、多くの日本の企業が海外に流出する」
と言っていた。
本当か?
今年の夏は電力が逼迫するだろうが、
それが、何十年も続くわけではない。
政府が適切に対応すれば、数年間で打開できるはず。
それに節電対応によって、経済への影響がどの程度なのか。
去年の節電で、それほどの影響があったとは思えないのだが、
企業が海外へ流出するほどの影響が本当にあるのだろうか。
どうも、発言が信用ならない。