コンピュータウィルスの場合は、感染しないようアンチウィルスソフトを導入したり
すればある程度防げるが、地上デジタル放送の番組のバックアップ(ディスクへ
のコピー)は意外に難しい。
地デジの番組の多くは、普通コピー10と呼ばれているプロテクトが掛かっていて
DVDやブルーレイに10回コピーするとHDDから自動的に削除されるようにできて
いる。もちろん、コピーしたディスクから複製を作ることもできない(らしい)。
コピー10の場合は、それなりに複製が作れるのでよいのだが、問題はコピー1の
番組である。いつまでもHDD上に置いておくわけにもいかないし、そうかといって
ディスクにコピーしたら、それ1枚しかない。過って踏みつけたりしたら目も当てら
れない。
やはり、もう少し複製が欲しいと思って四苦八苦しているが、なかなか難しい。
というのも、最近のプロテクトはAACSと呼ばれるものが主流らしいが、AACSの
バージョンがどんどん上がっていくようなのだ。
脱毛HPから一部引用させていただくと、
「DVDに採用されたCSSと異なり、バージョンアップできる機能を持つコピーガード。
ディスクを再生するとディスク側に記録されたAACSバージョンと一致するように
ハード機器側のAACSもバージョンアップする仕組みになっている。故にバージョン
V10のAACSを破るソフトが登場しても、AACSがV12にバージョンアップすると再び
コピーガードとして機能するように設計されている。」と書かれている。
つまり、新しい映画を借りてきて、ディスクをドライブにセットしただけで新しい
バージョンのAACSになるのである。(そのバージョンのプロテクトが掛かる)
今のプロテクトは恐ろしい・・・そう思うと、ウィルスとどう違うんだろうか考えてしまう。
どちらも、単なる嫌がらせのように思うのは私だけではないだろう。